私と哲学

私は昔から考えることが好きだった。
どういう事を考えるのかというと、
例えば宇宙の果てはどうなっているのか、とか、並行世界はあるのか、みたいな事だ。
中学や高校で、荘子(古代中国思想)にハマったりソフィーの世界を呼んだりしたために、そういった考えを哲学という言葉に結び付けるようになった。

哲学をテーマにした集会などに行ったりしたが、そういった場所で行われた議論が私の思索にとって有益となった事は無かった。ただ人前で意見を発表する練習にはなったかもしれない。考える事の内容は私の成長や時代によって変わっていったが、しかし同じ問題への興味を持つ人とは会えなかった。

私の興味の範囲が限定的で、他の人と重ならないのだろう。

私としては哲学とは何かという事はどうでも良く、自分が分かりたい事を分かる事が出来ればそれでいい。